睡眠は心と体の休息
2012-04-09
昼間に活発に働く脳は、眠りによって休息します。そして睡眠中は、体内の細胞分裂が盛んになったり、成長ホルモンの分泌により、新陳代謝が促進されます。また体を弛緩させることによって、緊張をほぐすなど体の点検も行われています。
このように睡眠には、脳をしっかり休息させて心身の疲れを修復する役割があります。
そのため、睡眠が十分でないと、「翌朝疲れが取れない」、「集中力や記憶力の低下」、といった状態を招くだけでなく、いらいらしやすくなったり、うつの原因になることもあります。
十分な睡眠とは、単に睡眠の長さではありません。稀にではありますが、遺伝的に睡眠時間が極端に短くても、ほぼ健康に生活している人がいるほどです。
十分な睡眠には“質”が重要な鍵となります。睡眠の総量は睡眠時間と眠りの深さで決まるため、睡眠時間を多く取れない人にとって、ぐっすり眠れたかどうかが、大きなポイントとなります。<電子と医学Vol.545より>
「春眠暁を覚えず」の時期ではありますが、朝スッキリ目覚めると一日いい気分で過ごせます。就寝前には体が眠りに向かうよう、心身ともにリラックスした状態を作るなど工夫して質のよい睡眠をとりましょう。私は寝る前に必ず超短波で腹部を温めています。
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